れもんまるのポケモン日記。

第5世代で一度引退したトレーナーが第7世代でまったりレートを楽しむ予定。最近はPokémon GOやポケモンカードに浮気中。

【ポケモンカード】名探偵ピカチュウ収録カード考察

こんにちは。れもんまるです。

 

 

10連休、始まりましたね。自分はアルバイトGXされたので馬車馬の如く働きます。

遅れましたがこちらのパックの考察記事も上げたいと思います。

本日発売の『名探偵ピカチュウ』。スペシャルムービーパックとして発売されますが1パック200円とやや高め。お祭り感の強いパックですね。今回は久々に全カードがミラー加工というのも珍しい。

 

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評価はSが最上位で以下ABCDの計5段階。あくまで個人的な主観ですのでご注意を。

 

※評価基準の目安

S…堂々の当たり枠。環境上位に食い込む性能。

A…優秀カード。環境デッキへの採用も十分に検討できる。

B…標準クラス。他に競合相手がいなければ採用。

C…微妙。特定のカードとのシナジーがあれば採用を検討する。

D…残念枠。まずストレージで見かけることになるであろうカードたち。

 

凡例

・『』→エキスパンション名

・《》→カード名

・【】→アーキタイプ

・「」→技名など

 

 

◯草タイプ

 

 

フシギダネ(B)

HP60。逃げ1。唯一の《ウツギ博士のレクチャー》対応のフシギダネとなる。技は『フェアリーライズ』の《キモリ》と同じ草ポケモンの確定サーチを持つので優秀。逃げが軽いのも魅力で、ベンチ狙撃に弱いことを除けば積極的に使いたい。

 

フシギダネ(B)

HP70。逃げ2。『ひかる伝説』のフシギダネは技が2エネ起動だったので1エネ起動できるこちらが優秀。

 

・ルンパッパ(D)

HP140。逃げ3。毎ターンHPを回復できる特性を持つが2進化を立ててまでやることかと言われるとかなり疑問。草タイプの回復に限るなら『フェアリーライズ』の《シェイミ》が既に存在しておりこのカードの意義は薄い。

 

ネマシュ(D)

HP50。逃げ1。草ネマシュは既に『コレクションムーン』収録のHP60がいる。技は10ダメが出る以外変わらないのでこのカードをわざわざ使わなくても良さそう。

 

 

◯炎タイプ

 

 

ヒトカゲ(B)

HP60。逃げ1。現状唯一の60ヒトカゲなので使われる機会はありそう。技は自傷があるものの1エネ20ダメは及第点を与えられる。

 

リザードン(D)

HP180。逃げ3。非GXとしてはかなり高めのHPを持つが技の要求値が厳しい。リザは『タッグボルト』の闘気リザ、『ドラゴンストーム』の覚悟リザ、リザGXなど競合相手が多くカードパワーに不安が残るこのカードを採用する意味合いを感じない。

 

リザードンGX(C)

HP250。逃げ4。収録数の少ないパックにも関わらず2種類が収録されるとは流石ポケモン界の主人公。メイン技GX技共にエネの要求値が高い。それを補う豪快なエネ加速上技だがタイミングが進化後ではテンポが厳しい。メイン技の火力はそれなりにあり《溶接工》の補助が受けられるとはいえ、2進化を建てる時間を考えると「レシリザでよくね?」という指摘に何も返せない気がする。

 

・ウィンディ(D)

HP120。逃げ3。バトル場限定で30ダメの軽減効果を持つ。自らの耐久値も疑問符が付くレベルで技の威力もイマイチとあっては採用理由を見出すのは難しいと言わざるを得ない。

 

 

◯水タイプ

 

 

コダック(D)

HP70。逃げ2。技のエネが重いので使いにくい。というか後述の80コダックがあるのでそれで良い。

 

コダック(B)

HP80。逃げ2。何故かHPがかなり高めなので種としては悪くない。技もちゃんとダメージが出る上どうせ次ターンに進化するのでデメリットも気にならない。

 

コイキング(D)

HP30。逃げ1。このカードが回復するような事態はまず起こらないので素直に『超次元の暴獣』の潜るコイキングを使うべき。

 

ゲッコウガ(B)

HP140。逃げ1。効果こそ受けるもののコイントス次第で無敵になれる《エルフーンGX》と似たような特性を持つ。《無人発電所》で無効化されないので相手には相当なストレスを溜められる。技は《ひかるボルケニオン》を彷彿とさせるベンチ狙撃技で、手裏剣でダメージを調整できるゲッコウガ系統とは好相性。《ゲッコウガGX》が山に返った後の盾にするのもあり。

 

ゲッコウガGX(B)

今弾で特に注目されているカードのひとつ。手札がこのカードだけの時にのみ、進化を踏み倒して即場に出せる一風変わった特性を持つ。3ドローも付いているのである程度事故も回避できるのが強み。【ハンドレスグランブル】のように意図的に手札を減らせるような専用構築で使いたい。特性がメインのポケモンなので技の性能が控えめなところが悩みどころ。上技も準備なしでは即起動できず、鉢巻無しだと《レシリザ》をギリギリ倒せないのももどかしい。GX技はバトル場に干渉できないのが残念。

 

 

◯雷タイプ

 

 

・名探偵のピカチュウ(D)

HP90。逃げ1。表紙を飾る今回の目玉(?)カード。技の性能は《コンパン》の完全下位互換であり、名前に「名探偵の」とついているので進化もできない。正直ハズレ枠だがあくまでファンカードと割り切るしかない。

 

 

◯超タイプ

 

 

バリヤード(C)

HP80。逃げ1。サイドを操作できる変わった特性を持つ。サイドに干渉できるポケモンは《テッカグヤGX》のGX技ぐらいしかなかったので複数回操作できる可能性があるという点で貴重なカード。《ジラーチ◇》とのコンボは誰もが考えることだが成功率とスピード、ベンチの圧迫を考えると活躍できるかはかなり微妙。何かしら上手い構築を考えてくれる方募集します笑

 

ミュウツー(D)

HP130。逃げ2。上技は「どわすれ」と同じ効果を持つが2エネは重い。1エネで同様の技を使える『ウルトラフォース』収録の《ユクシー》が居るので使うならそちらで良い。下技も平凡。

 

ミュウツーGX(D)

HP190。逃げ2。どの技もエネルギーが重く火力不足が目立つ。GX技は『ウルトラムーン』の《ネクロズマ(暁)》のGX技から効果無効とカウンター条件を抜いた性能だがそのためだけに採用するもの如何なものか。むしろ劣勢の時に撃ちたいGX技なのでそれなら暁ネクロで良い感が凄い。

 

 

◯闘タイプ

 

 

・カイリキー(D)

HP160。逃げ3。2進化してまで山札操作はあまりにも弱すぎる。下技もコイン頼りでは使いにくい。

 

 

◯妖タイプ

 

 

・プリン(D)

HP60。逃げ1。このポケモンで回復技を撃つ意味合いは薄い。他のプリン優先で構わない。

 

・ブルー(C)

HP60。逃げ1。現状唯一の《ウツギ》対応ブルーで逃げエネも軽い。ただし【ハンドレスグランブル】には他にウツギを使いたい進化ラインが無いので使われるかは微妙。

 

・ブルー(D)

HP70。逃げ2。グランブルデッキには2個玉が入らないのでこのカードも使われないと思われる。『超爆インパクト』の散らかすブルー優先。

 

 

◯無タイプ

 

 

ベロリンガ(D)

HP100。逃げ3。2個玉要求にも関わらずダメージが完全に運任せなのは弱い。HP90だが麻痺持ちの『ナイトユニゾン』、HP100で3枚ドローの『ウルトラサン』、《怪獣マニア》対応の『スカイレジェンド』と優秀なライバルが勢ぞろいなのでまず使われることはないだろう。

 

メタモン(A)

HP60。逃げ1。今弾で1番の当たりカードかもしれない。《カウンターエネルギー》を付けることで様々な技をコピーして使える可能性があり、カードプールが増えるほど強化される。カウンター系統のデッキにはとりあえず1枚挿しても問題ない。

 

・ケッキング(C)

HP180。逃げ4。高耐久で如何にもというファッティ。しかしながら技の威力効果は共にかなり微妙なところでせっかくダメージを与えた相手ポケモンを後ろに逃がしてしまうのも疑問。ロック性能が優秀な『チャンピオンロード』収録のケッキングの枠を脅かすのは難しい。

 

 

◯トレーナーズ

 

 

・ヨシダ警部補(D)

イラストは世界のケンワタナベというまさかの実写カード。効果は相手のピーピングしつつ2ドローとかなり微妙。手札を見たいなら沢山ドローした上で《シオンタウン》を引けば良い話なのでこのカードを使う意義を感じない。ぶっちゃけジョークカード的なものなので渡辺謙ファンの皆さんはGXマーカーにでもして使ってあげてください。

 

 

 

記事を書きながら思いましたが全体的なカードパワーはかなり低め。コレクターでないならわざわざ箱買いするほどのものではないという印象です。

このパックで環境に影響を与えそうなカードはメタモンゲッコウガくらいなのでシングル買い安定ですね。

 

 

今回はここまでです。また次回新弾が出る頃にお会いしましょう。

それではまた〜