れもんまるのポケモン日記。

第5世代で一度引退したトレーナーが第7世代でまったりレートを楽しむ予定。最近はPokémon GOやポケモンカードに浮気中。

【ポケモンカード】タッグオールスターズ収録カード考察

こんにちは。れもんまるです。

 

東京CLが閉幕、参加された方はもちろんサイドイベントのみ参加した方もお疲れ様でした。

 

そしてAレギュスタン落ち、ついに来ましたね。個人的には落ちないと思っていたので少し意外でした。

ブームの火付け役になったGXスタートデッキがほぼAのカードで構築されていたので人口が減ってしまうと寂しいですね。

最近まではパックのTR枠でAレギュも収録されていたので今後過去パック剥いて使えないカードが出てきてしまうのはちょっとなあ…

まあ要するに「新弾バンバン買ってタッグチームで大怪獣バトルしような!」って言われてるってことですね。

非GX使いはしばらく受難の時代を過ごすことになりそうです。

 

 

さて今日の午前中に新弾『タッグオールスターズ』のリストが公開されたので今回はそれを見ていこうと思います。基本的に再録カードが多いので新規カードだけ軽く考察を。

 

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評価はSが最上位で以下ABCDの計5段階。あくまで個人的な主観ですのでご注意を。

 

※評価基準の目安

S…堂々の当たり枠。環境上位に食い込む性能。

A…優秀カード。環境デッキへの採用も十分に検討できる。

B…標準クラス。他に競合相手がいなければ採用。

C…微妙。特定のカードとのシナジーがあれば採用を検討する。

D…残念枠。まずストレージで見かけることになるであろうカードたち。

 

凡例

・『』→エキスパンション名

・《》→カード名

・【】→アーキタイプ

・「」→技名など

 

なお評価は現行レギュと新レギュの現時点での評価を同時に記載する。情報がまだまだ少ないので参考程度に。

 

 

ポケモン

 

 

・ブースター(現:A・新:B)

HP110。逃げ2。ブイズから進化するGXポケモンの火力を底上げできる。優秀な特性を持っているがレギュ変更により「エナジー進化」が落ちたのがかなりの逆風。とはいえ炎には《溶接工》があるのでまだマシな方。《ブースターGX》の下技が鉢巻込みで250に届くのでサブアタッカーとしてはなかなかのものになる。現行レギュでは「ヒートステージ」の補助役としても優秀なので見かける機会もそこそこありそう。

 

シャワーズ(現:B・新:C)

110。逃げ2。こちらはHPの底上げ効果を持つ。《シャワーズGX》《グレイシアGX》共に優秀な特性を持つものの耐久に不安があるため耐久UPがそのまま強化につながっている。《こだわりメット》と合わせて使いたい。新レギュでは「エナジー進化」に加え《アクアパッチ》が落ちるのでこのポケモンを建てる余裕があるかはかなり微妙なところ。

 

ヨワシGX(現:D・新:D)

HP130。逃げ1。今回のおもちゃ枠。「げんちしゅうごう」のヨワシを大量展開することで耐久と火力を一気に上がることができるがMAXでもHPは所詮210、火力は最大200ダメとかなり微妙。ベンチに4体HP30を並べるのもリスクが高く狙撃でまとめてサイドを取られるとヨワシGX自体の耐久と火力が同時に下がるので痛手を負う。技エネも微妙に重いのが気になる。新レギュで優秀な展開札となる《ネストボール》《せせらぎの丘》に加え《アクアパッチ》も同時に落ちるので未来は暗い。

 

・サンダース(現:A・新:B)

HP100。逃げ1。特性により《サンダースGX》が雷エネ1枚で下技とGX技が使えるようになる。なお《サンダーマウンテン◇》下ではエネすら必要なくなる。新レギュでは「エナジー進化」が落ちる分だけ手札からの進化が主流となり単純なエネ軽減要員として使われる可能性がある。《溶接工》1枚で起動できる《ブースターGX》をはじめ《ダブル無色エネルギー》を失った《グレイシアGX》等入りの構築にも活路があるか。

 

オーロット&ヨノワールGX(現:A・新:A)

HP270。逃げ3。海外で先行収録されたカードが逆輸入。メイン技はランダムの2ハンデスとなかなか強力。中終盤《リセットスタンプ》や《マツバ》と組み合わせて行動制限を押し付けることができればかなり強力。GX技はタイムラグが気になるもののエネが大量についた相手ポケモンを機能停止に追い込まればかなり強力。【カラマネロ超バレット】のアタッカーとしてはもちろん、《ひかるミュウ》との相性も良好。

 

ミミッキュ(現:C・新:C)

HP70。逃げ1。特性は特徴的で、ダメカンが載っているGXの特性を止めるもの。《ケルディオGX》等の妨害系や《マニューラGX》等の展開役にはよく刺さる。一方で《デデンネGX》のようなCIP系を止められないのはやや使い勝手が悪いか。《ギラティナ》と相性が良いので【カラマネロ超バレット】に入れたいが枠がなさそう。

 

トゲピー&ピィ&ププリン(現:B・新:B)

HP240。逃げ2。先行公開された新規タッグ。上技はコイン依存なため龍タッグを確定ワンパンできないのがやや不満。最大の魅力はやはりGXだろう。エクストラターンを最も簡単に得られるのは面白いがダメージが出ないため闇雲にもう1ターン得ても難しい。追加効果が撃てればほぼ勝利確定だが、合計16エネはバトルシャトレーヌの補助があっても非現実的。実際には《マツリカ》を使いながらタイミングを見計らってターンを得る動きになるだろう。

 

モンメン(現:A・新:A)

HP40。逃げ1。久々の【ロストマーチ】強化となる、《ネイティ》のタイプ違い。妖タイプということで苦手な《三神》にも対抗できるようになった。《エルフーンGX》の進化元としては『ミラクルツイン』のHP60モンメンの方が優秀だがロスマ偽装のメリットも捨てがたい。新レギュで2個玉は落ちるもののこの進化ラインが収録されるなら流石に復活するはず。

 

エルフーン(現:D・新:D)

HP70。逃げ0。《ワタッコ》と違い進化元をロストに送れず、モンメンも「ロストマーチ」を持っているのでわざわざ進化させるメリットがない。《ロストミキサー》の糧にする手はあるが《ウツギ博士のレクチャー》にも反応しないため、《モンメン》の現物を増やせば良いだけな気がする。

 

イーブイ(現:D・新:B)

HP60。逃げ1。新時代のイーブイ。上技で山札からイーブイを大量展開できるため、次ターンからどんどん進化できる。前述の補助型進化ブイズをフルに活かすために《イーブイGX》と同時採用するものあり。対抗は『オルタージェネシス』収録の「みちびく」イーブイ。事故回避はそちらの方が上なのでデッキに合わせて選択したい。

 

 

トレーナーズ

 

 

・カスミ&カンナ(B)

カントー地方実力派トレーナーのタッグチーム。普通に使う効果としては《おじょうさま》のやや劣化だが《タッグコール》対象なので《カメックス&ポッチャマGX》デッキとは好相性。追加効果はGX技をもう一度使えるというド派手な効果だが試合後半に6枚もの手札要求が満たせるかはやや不安が残る。

 

・ジュジュベ&ハチクマン(A)

LO系に寄せた性能のカード。山を3枚も削りつつ追加効果で相手の展開も妨害できるため専用構築では強力な性能。【メルカリLO】とは《タッグコール》を共有できるため好相性。

 

 

今回は新規の収録カードが少なかったのでここまでです。個人的にはエネスピの再録がなくて残念でした…

ポケモンカードサンムーンシリーズの集大成となるパックなので自分もお祭り感覚で少し開封したいと思っています。

それではまた〜