【ポケモンカード】ドリームリーグ収録カード考察②
こんばんは。れもんまるです。
昨日に引き続き新弾『ドリームリーグ』の考察メモを進めていきます。今回は残りのポケモンとトレーナーズです。
評価はSが最上位で以下ABCDの計5段階。あくまで個人的な主観ですのでご注意を。
※評価基準の目安
S…堂々の当たり枠。環境上位に食い込む性能。
A…優秀カード。環境デッキへの採用も十分に検討できる。
B…標準クラス。他に競合相手がいなければ採用。
C…微妙。特定のカードとのシナジーがあれば採用を検討する。
D…残念枠。まずストレージで見かけることになるであろうカードたち。
凡例
・『』→エキスパンション名
・《》→カード名
・【】→アーキタイプ名
・「」→技名など
闘タイプ
・イワーク(B)
HP110。逃げ4。上技でエネルギーのサルベージができる。現環境で特殊エネルギーを再利用できる手段はごく限られているため非常に優秀な効果。進化先の《ハガネール》も2個玉対応なので合理的に噛み合っている。場持ちを優先させたいなら『ミラクルツイン』のイワークで構わない。
・モグリュー(B)
HP70。逃げ2。上技でトラッシュから任意のカードを山に返す。『ミラクルツイン』の《ドリュウズ》の上技の下位互換とも言える性能で、LOやHAND系のデッキに採用が考えられる。
・ドリュウズ(A)
HP140。逃げ4。技は上下ともに優秀。上技はLOの危険がつきまとうものの1エネ180ダメは破格の性能。下技は1エネで120ダメと、専用構築でなくても奇襲役として採用できる。
・ガマガル(C)
HP90。逃げ2。進化先の《ガマゲロゲ》の条件を満たすための技を持つが中間進化でやるのはテンポ的に厳しい。ダメカンのばら撒きは《レインボーエネルギー》や《ナックラー》で事前にやっておく方が吉。
・ガマゲロゲ(D)
HP160。逃げ3。特性は《マグカルゴ》と同じ地ならし。優秀な特性だが1進化と2進化の壁は大きい。となると活路は技による殴り手としての採用だがこれも「巌窟王」の《テラキオン》に劣る。何を取っても中途半端な性能である意味このポケモンの器用貧乏さをよく表しているとも言える。
鋼タイプ
・ハガネール(B)
HP170。逃げ4。今弾唯一の鋼タイプ。魅力的なのは上技で、《怪獣マニア》や《エーテル財団職員》で山札を圧縮しつつ高火力を飛ばせる。専用構築では終盤の《リセットスタンプ》に弱いのが気になるのでなんらかの置きドロソは用意しておきたい。
妖タイプ
・ピッピ(C)
HP50。逃げ1。新カード《リーリエのピッピ人形》とのシナジーが特徴的な1枚。技を撃ちつつサイドを取られない身代わりを置けるのは優秀だが要求エネの重さが気になる。《ピッピ人形》自体を手札に持っておく必要もあるため実用化はややハードルが高いか。
龍タイプ
・レシラム&ゼクロムGX(A)
HP270。逃げ3。《ソルルナ》と双璧をなす今弾目玉カードの1枚。《ピカゼク》を彷彿とさせるベンチ狙撃のGX技と豪快な対面への高火力が特徴的。炎と雷という色の組み合わせは歴代数々のパワーカードに対応するためデッキパワーはかなりのもの。上技はベンチのエネルギーを参照するため《アーゴヨン》とは好相性。【ズガドーンアーゴヨン】や【アゴレック】に似たような構築が予想される。ただし《レシゼク》自体のエネを利用できなかったり、《Nの覚悟》が強力ながら不安定な性能であることから使いこなすのは難しいか。非GX系統への燃費の悪さも気になる。
無タイプ
・ヨーテリー(B)
HP60。逃げ1。上技で相手の妨害ができるので悪くない。進化前はこちらを採用して構わない。
・ハーデリア(D)
HP100。逃げ2。『コレクションサン』のハーデリアがCIPでグッズのサルベージができるためあちらの方が優秀。
・ムーランド(C)
HP150。逃げ3。CIPとPIGを併せ持つ珍しい特性を持つ。1体でエネ破壊が2回行えるのは優秀で、上手くテンポアドバンテージを取りたい。特性の優秀さの反面、技の基本性能不足が気になる。《トリプル加速エネルギー》対応とはいえ110+30狙撃では2進化としては物足りない。
・タイプ・ヌル(B)
HP110。逃げ2。何度かカード化されている進化ラインだがヌルの対抗馬筆頭は「アーマーブレス」で場持ちが良くなる《覚醒の勇者》収録のものか。とはいえ今回のヌルは2個玉をトラッシュしてしまうものの50ダメは魅力的。仮想敵に合わせて好みで選んで良い。
・シルヴァディGX(A)
HP210。逃げ2。アビスハンド再び。GXポケモンなので《無人発電所》で止まってしまうリスクはあるものの強力な置きドロソとして期待される。技はどちらも2個玉対応と優秀で、サブアタッカーとしての起用も十分に可能。各メモリを合わせて奇襲を仕掛けるのも面白い。
トレーナーズ
・スイレンの釣竿(B)
ポケモンのどうぐとポケモンを1枚ずつ山に返すことができる新規グッズ。グッズの再利用手段は少ないので嬉しいが引き直しの手間が必要であり、即効性がないのは難しいところ。
・リーリエのピッピ人形(A)
《身代わりロボ》に近い性能を持つ新規グッズ。「サイドを取られない」ポケモンとして扱えるのは非常に優秀。【エビサワカポエラー】における《エビワラー》の交代先として使うもの面白い。使用後はトラッシュではなく山に返ってくれるのが地味に偉い。
・イツキ(B)
次に投げるコインの結果を一度限り操作できるサポート。使い道としては今弾の《ネイティオ》や『ナイトユニゾン 】の《カミツルギ》と組み合わせたワンショットキルコンボが第一候補。構築難易度は高いが《レアコイル》、《マチスの作戦》、《ルザミーネ》と合わせた無限ループ戦術もできそう。
・Nの覚悟(B)
ドラゴンタイプに山札からエネ加速ができるサポート。デッキは入るエネを12枚と仮定すると期待値的には1〜2枚の加速だが他のカードが全てトラッシュされてしまうのは痛い。《カキ》や《巨大なカマド》でエネを抜き取るとさらに期待値が下がるので構築が非常に難しい。
・ホミカ(A)
対象が非GXポケモン全般まで広がった《ウルトラ調査隊》。元々のデッキが非GXならば全てのポケモンが対象になるので強力な縦引きカードとなる。デザイナーズコンボが存在する《ドガース》系統は勿論、【ほっぺすりすり】などポケモンが多めでサーチ手段が多い非GXデッキに広く採用されそう。
・メイ(A)
人気キャラが待望のカード化。発動条件は《ワタル◇》などと同じ。効果も汎用的で発動できれば非常に強力なカード。基本エネを採用する非GXデッキとは相性抜群。
・ヤーコン(A)
山札を7枚トラッシュし、グッズを全て手札に加える。《マサキの解析》と比べると対象がグッズのみに狭まった代わりに大量の回収が望めるようになった。《グレートキャッチャー》や《リセットスタンプ》など、強力な効果を持つグッズも増えてきているため終盤に撃てるとより効果的。恐らく《ドリュウズ》とのデザイナーズコンボを想定されたカードだが、エネを落とす系統のデッキとも相性◯。
・リーリエの全力(B)
4枚引きは非常に強力な効果だが、番の終わりに手札が減ってしまうので出来れば置きドロソを用意しておきたい。手札を戻すタイミングはサイドを取った後ということに注意。
今回はここまで。今弾は優秀なトレーナーズが目立ちますね。NとリーリエをはじめCHRなどコレクション的な価値もあるので是非箱買いしたいと思います。
それではまた〜