れもんまるのポケモン日記。

第5世代で一度引退したトレーナーが第7世代でまったりレートを楽しむ予定。最近はPokémon GOやポケモンカードに浮気中。

【タイプ統一杯優勝】水統一の研究メモ①

こんにちは。@れもん。です。

 

先日自分が所属するポケモングルで開催されたタイプ統一杯で優勝させていただきました。

 

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今回はタイプ統一パ同士における考察を行っていきたいと思います。

 

今大会は変則ルールで、

 

1.シングルフラット

2.1つのタイプをテーマに置いたパーティにする。

3.メガシンカ禁止。変幻自在、変色、メタモン禁止。

4.タイプは事前に申請し、後に変える事は出来ない

5.使えるポケモンはルール3を除くs2で使えるポケモンのみ

 

となっており水統一の大きな武器であるゲッコウガが事実上禁止された状況。代わりに一戦ごとのポケモンの変更は禁止されておらず、相手のタイプが事前に分かっていることから対戦相手同士の激しいメタの張り合いが予想されました。

 

 水統一の強みは雨をタイプ一致で使えることからどの試合でも雨ギミックを中心に組むこととしました。

 

今回はメモも兼ねて大会を振り返り、各タイプに使用した構築の解説をしていきます。

 

◎対フェアリー統一(1回戦)

 

第7世代に入り協力なカプ系が追加され、統一パでもトップメタに君臨する強タイプ。特に対策が必要なポケモンは以下の通り。

 

◯カプ・コケコ

持ち物候補:スカーフor眼鏡or珠

水統一に当てるなら真っ先に採用を考える高速電気。脳筋10万連打プレイだけで壊滅しかねないスペック。スカーフならば雨パに対しても多くの相手に上から殴れるので最有力候補か。

 

カプ・ブルル

持ち物候補:鉢巻or突撃チョッキ

タイプ一致で超高火力草技を放つ化け物。鉢巻ウッドハンマーは脅威だがそれ以上に有利対面を一度でも作られるとウッドホーン連打だけで壊滅する。持ち物候補は高火力を押し付ける鉢巻か特殊に強くなるチョッキが有力。

 

ニンフィア

持ち物候補:眼鏡orカゴ

ご存知嫁枠。スキン補正は弱体化したとはいえハイパーボイスで高火力を押し付けてくる。水統一は特殊に偏りやすく高いDを盾に瞑想の起点にされる可能性も考えられる。

 

クレッフィ

持ち物候補:残飯or光の粘土

カオスの権化、みんな大好き糞鍵。いばみががなくなっても優秀な耐性と悪戯心によるサポートでは今作でも一線級。妖に積みエースはニンフィアぐらいしか見当たらないものの、単純に壁貼りで味方の行動機会を増やされるとタイプ不一致技での処理が難しくなり壊滅の恐れがあるので気をつけたい。

 

 

◎構築の概要

 

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この大会は雨で心中すると決めているので雨始動役のペリッパーは確定。雨下エースを1枠空けて、電気受けのランターンまですぐに決まった。残りは行動機会を保証できる枠、対妖に刺さるメンバーを組み込みパーティの雛形が完成した。

それでは個別の解説に移る。

 

ペリッパー@襷

【特性】雨降し

【性格】無邪気

努力値】4-0-0-252-0-252

【技構成】ハイドロポンプ、暴風、蜻蛉返り、追い風

雨始動役。 始動役だけではなく自らも広い攻撃範囲で積極的に負荷をかける。追い風は後続の中速アタッカーやアバゴーラの低い素早さを補うためのギミック。無邪気なのはたまたま手に入れた野性産の色違いを使ったからであり、蜻蛉を採用することで言い訳している。多分臆病にして蜻蛉→波乗りの方がいい。

 

ガマゲロゲ@命の珠

【特性】すいすい

【性格】意地

努力値】4-252-0-0-0-252

 【技構成】地震、毒づき、岩雪崩、身代わり

今回の秘密兵器1で雨下すいすいエース。数々のすいすい持ちの中でこいつを採用する理由は「電気を無効化できること」「毒づきを覚えること」である。雨下の高い素早さから水統一の脅威であるコケコとブルルの両方に強い数少ない駒になれる点を重視した。ちなみにガマゲロゲは技範囲が絶望的なまでに狭く、滝登りやエッジを覚えないので常に火力不足に悩まされる。両刀でハイポンを組み込むのも手だったが厳選時間が足りず岩雪崩で妥協。

 

ランターン@残飯

【特性】蓄電

【性格】穏やか

努力値】68-0-0-180-252-4

【技構成】熱湯、ボルトチェンジ、毒毒、守る

対電気枠。コケコ入りの構築には100%選出する。普段なら冷凍Bを採用するが妖統一戦においては刺さらないので技スペが余る。そのため有利対面で撃てて残飯との相性もいい毒守型となった。フリーで回し練習をした際も勝ち筋が残ることが多く非常に頼りになった1匹。

余談だが水統一が通常のPTと戦う時相手のコケコ先発が多いが必ずしもランターンを先発に置く必要はない。草Zなんかでない限り基本的に後出しが成立するので問題なく雨を降らせていくべき。

 

アバゴーラ@弱点保険

【特性】頑丈

【性格】陽気

努力値】0-252-4-0-0-252

【技構成】アクアジェット、岩雪崩、地震、殻を破る

雨以外の勝ち筋を確保する枠。水統一における数少ない物理アタッカー。一貫性のできやすい統一パでは襷を使わずとも行動機会を保証できる頑丈持ちが非常に優秀なため採用。弱点保険で火力を上げて強引に突破し、アクジェを絡めて1対1+αの交換を狙う。基本的にサイクルを放棄してしまうので純粋な勝ち筋を放棄することに繋がり、選出時はそれほど勝率も良くない。

 

エンペルト@眼鏡

【特性】激流

【性格】控えめ

努力値】252-0-0-252-4-0

【技構成】ハイドロポンプ、波乗り、ラスターカノン

鋼枠。眼鏡ラスカノや雨ハイポンで安易な受け出しを許さない。優秀な耐性によりほぼ行動機会が保証されるので、サイクル崩しを担当する。相手のタイプがわかっているので冷凍Bの枠はステロなどに差し替えてもいいかもしれない。

 

ドククラゲ@毒Z

【特性】ヘドロ液

【性格】臆病

努力値】4-0-0-252-0-252

【技構成】熱湯、ヘドロウェーブ、毒毒、守る

 今回の秘密兵器その2。当初はZ蓄えるドヒドイデだったが結局ブルルがどうしようもないのでヘドロ液でウッドホーンを許さず、タイプ一致毒技を撃てるクラゲを採用。一貫性のある毒技をZで押し付ける。例の如く技スペが余るので毒守を搭載しているが、使い勝手は悪くなかった。

 

◯対戦結果 勝利(2-0)

 

相手使用パーティ

キュワワーアシレーヌミミッキュクチートトゲキッスニンフィア

 

予想とは大きく異なりカプ系不在の構築。注意したいのはキュワワー。ヒーリングシフトで雨切れまで粘られるとジリ貧になるのでドククラゲでの遂行を急ぎたい。

 

相手選出

ミミッキュ(先発)、アシレーヌキュワワー

 

此方選出

ランターン(先発)、ドククラゲエンペルト

 

まずはランターンのボルチェンでミミッキュの皮を剥がしつつ通りの良いドククラゲの毒技で負荷をかけていく。ミミッキュヘドロウェーブ→毒Zで突破。相手パーティは全員が電気or草技を持っていたらしいがタイプ一致で高火力を押し付けたこちらが優位に。ドククラゲキュワワーを安定してしつつアシレーヌに致命傷を与え無事に勝利。

 

次回は引き続き2回戦での使用構築を振り返っていきます。

 

 

 

ポケセンで黒コケコ受け取りました

こんにちは。@れもん。です。
 
シーズン2も昨日で終了。自分は一昨日から潜り始めました(ぇ。結局パーティ自体がうまく練りきれないまま臨むことになってしまい不完全燃焼気味です。
 
 
さて、先週の金曜日から色違いコケコが配信されています。一時期twitterで情報が漏れていたみたいですが無事に配布が決まって一安心。
自分も先週土曜日にポケセンでシリアルを受け取ってきました。ポケセンのお兄さんに直接コケコくださいって言うのがしんどかった
 
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このようなシリアルコードが入ったカードをもらってゲーム内で打ち込んで…
 
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無事にゲット。サブロム分も受け取ったのでめざ地面と炎で厳選する予定です。
 
今作の準伝説UBは例の色違いブロックルーチンによって配信以外での入手が事実上不可能。今回のコケコは臆病固定なので若干情報面で不利になります。(ほとんどが臆病なのでそこまでですが)そういえば以前のセブンラティは控えめ固定なせいですぐヤーティバレしてきつかったなあ
 

シリアルコードの配布は来月9日まで。打ち込みの期限は5月末までですが各店舗限りがあるとのことなのでお早めに。

 

 

↑公式リンク
 
3月17日(金)より、ニンテンドー3DSソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』のいずれかのソフトで、「色違いの黒いカプ・コケコ」を受け取れるキャンペーンを実施するよ! カプ・コケコは、通常は黄色い姿をしているけど、今回プレゼントされるのは黒い特別な姿で、通常プレイでは手に入れることができない貴重なポケモンだ! キャンペーン対象店舗で専用のシリアルコードを手に入れよう!
 
 
◯実施店舗
 
 
◯店頭シリアルコード配布期間
 
2017年3月17日(金)~4月9日(日)
 
ポケモンの受け取り期間
 
2017年3月17日(金)~5月31日(水)
 

S1使用構築(最終1812)「ピクゲン重力催眠」

こんにちは。@れもん。です。
 
S2が始まってかなり経ってしまいましたが自分は未だにレートに潜れていません(苦笑)
まあS1も残り2週間ぐらいで慌てて潜り始めたのであまり焦ってはいないんですけどね。
 
今回はS1で使用した構築をメモがわりに残しておこうと思います。
まずは戦績から。レート最終最高は共に最終日に記録した1812。
 
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最初の30戦は他のパーティで潜っていて1530くらいだったので残りの試合で1800台まで上げることができました。対戦回数が少なくもっと行けたのにという思いもあります。
 
使用メンバーはこちら。
 
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全体勝率62%(77戦48勝29敗)
 
◯パーティ総論
 
軸としてまず考えたのが第7世代には入って大きな変更点となった「メガ進化ターンにその素早さが変更になる」という点。第7世代環境下においては主にマンダ、ルカリオがその恩恵を大きく受けたと言える。例のモンペ親子が親子愛弱体化に加えて教え技及びグロパンを失い個体数を大きく減らす中、素早さが高いメガ枠が積極的に採用されていた。
 
そんな中自分はメガゲンガーに注目。ゲンガーの主な変更点としては以下の通り。
 
・メガ進化後の素早さがそのターン中に変更(S130族)
・通常ゲンガーの特性が変化(浮遊→呪われボディ)
・道連れの連続試行で必ず失敗
 
従来のように地面技降臨がほぼ不可能となり、道連れによる対面操作はやや難しくなった一方、最初からS130族の素早さを発揮できることに注目。特に環境に多いマンダ、ルカリオへ強く出るために催眠術と気合玉を採用することに決めた。その命中不安を解消するために浮上した案が「重力」である。
 
教え技が使用不可能なため第7世代における重力始動要員はほとんどおらず、実用的かつ豊富な技を覚えるピクシーを重力始動要員として起用するとこにした。
 
これによってピクゲン構築の雛形が完成するに至った。他に重力下の相性の良いポケモンとして第7世代開幕当初から注目していた催眠Zデンジュモクを採用。重力下でのギミックを増やしつつ、他は対面性能の高いポケモンを投入しパーティが完成した。
 
それでは個別解説に入ります。
 
 
◯ゲンガー@メガ石
臆病CS
祟り目、気合玉、催眠術、道連れ
このパーティのエース。重力下で催眠祟り目で上から多くの相手を沈め本来相性のよくないポケモン(主にルカリオ)も気合玉をぶっ放して強引に突破する。…の予定であったが実際には後半は単体選出もかなり多く素催眠をぶっぱする運ゲ仕様になることも多かった。6割の一撃必殺技という感覚で撃てるワンチャン力の塊である。素でも気合玉を割と当ててくれる自覚のある子。
 
◯ピクシー@ゴツメ
図太いHB
ムンフォ、大文字、吹雪、重力
重力始動要員。有名なのはアッキ型だがダメージソースを稼ぐ&襷を潰して重力ターンを活かすためゴツメを採用。使用個体はHBぶっぱだったが実際には物理耐久がやや過剰に思われる部分が多く、特殊相手に不安が残ったことから調整にはかなりの余地がある。マジックガードとは最後まで迷ったが天然によりムラっけで手がつけられなくなったオニゴーリや螢火デンジュモクを強引に止める最終兵器にもなってくれた。
 
ギャラドス@メガ石
陽気HSベース
氷の牙、地震、龍舞、挑発
メガ枠その2。パーティ全体で重く感じたミミッキュを型破りによって突破する。基本はHSベースによりメガ前は物理受け感覚での運用もできるイケメン。コケコは1舞で抜きつつメガ後の地震で落とせるように調節している。パーティ全体の穴を多く埋めてくれた影のMVP。ゲンガーと同時選出しても腐りにくいのも好印象。挑発の枠はほぼバルジーナピンポであり、噛み砕くとの選択になる。
 
ガブリアス@スカーフ
陽気AS
逆鱗、地震、毒突き、炎の牙
大正義スカーフガブリアス。重力下での地震の一貫性を生かして終盤のスイープを担当。1回破った準速パルシェンを強引に上から殴るために最速。現環境のスカガブは準速がほとんどであったせいか対ガブリアス戦でもほぼ負けることがなく最も信頼できた1匹。なお技は最も多く変更した個体である。地震逆鱗以外は当初アイへエッジだったものの撃つ機会がほとんど無く最終的に炎牙毒突きとなった。パーティ全体で炎技が不足しているためハッサムへの有効打を確保した。
 
テッカグヤ@残飯
腕白HBベース
ベビボン、宿り木、毒毒、守る
鋼枠。対物理に対して豊富な絡め手で削っていく。重力下ではあまり恩恵がないものの、宿り木毒毒をストレスフリーで撃てる安心感はあった。対テッカグヤは放射がなくともスリップダメで強引に突破することもあった。
 
臆病CS
10万V、エナボ、めざ地面、催眠術
電気枠かつ重力下エースその2。サンムーン当初から注目されていたZ催眠術を最大限活かせるポケモンとして採用。当初はめざ氷だったが、スカガブがあまりにも多く氷技が全く活きないことや対龍はギャラやテッカグヤでも対応可能なことが多いことから地面に変更。ガラガラやジバコへの打点を確保することで後半の大幅な勝率アップの立役者となってくれた。
 
 
◯使用の感想
 
基本の選出はピクシー+ゲンガーorデンジュモク@1という形。大抵はクッションのテッカグヤか掃除役のガブが入る。ギャラはミミッキュやマンダが見えた時には積極的に選出している。2つのメガ枠を同時に出すこともあったがどちらも非メガでも仕事ができるのであまり気にはならなかった。
反省点としてはとにかく電気(特にコケコ)が重い。負け試合のほとんどはコケコデンジュモクジバコクワガノンといった高火力電気に引っ掻き回されたケースであった。
 
今回はシーズン終了1週間前ぐらいから慌てて潜り始めたので対戦数が少なく悔しい思いです。構築記事が本当に遅くなり反省。毎シーズンパーティを変えて次回はより上を目指していきたいです。