【ポケモンカード】オルタージェネシス収録カード考察③
こんばんは。れもんまるです。
新弾考察の最終回です。「今更?」って感じですね。ぼくもそう思います。早く記事を書きたかったのですが今週はリアルの方で色々と忙しく上げるのが遅れてしまいました。
今回は残りのポケモンとトレーナーズを見ていきます。
評価はSが最上位で以下ABCDの計5段階。あくまで個人的な主観ですのでご注意を。
※評価基準の目安
S…堂々の当たり枠。環境上位に食い込む性能。
A…優秀カード。環境デッキへの採用も十分に検討できる。
B…標準クラス。他に競合相手がいなければ採用。
C…微妙。特定のカードとのシナジーがあれば採用を検討する。
D…残念枠。まずストレージで見かけることになるであろうカードたち。
凡例
・『』→エキスパンション名
・《》→カード名
・【】→アーキタイプ名
・「」→技名など
無タイプ
・メガミミロップ&プリンGX(A)
HP240。逃げ1。無色エネで起動する貴重なタッグとなる。上技は相手の場のGXポケモンの数に対応して火力が上がる。展開に《カプテテフGX》や《デデンネGX》を駆使するデッキや、【悪バレット】等主力のほとんどがGXポケモンで構成されているデッキに対して極めて強く出られる。反面自身の耐久は闘弱点でHP240とかなり不安な数値でGX技もそれほど強くない。色を問わないので《溶接工》で加速できる【レシリザ】や【カラマネロ超バレット】のサブアタッカーとして採用したい。
・イーブイ(D)
HP60。逃げ1。上技でサポートを確定サーチできるが「エナジーしんか」のイーブイが優秀すぎて使われることはなさそう。今後Aのカードプールがレギュ落ちすればメインで使われるようになるかもしれない。
・エイパム(C)
HP60。逃げ1。特性で相手のデッキトップを操作できるがトップ自体を見ることはできない謎特性を持つ。今弾の《ランターン》と組み合わせれば使えなくもないが普通に《ザクザクピッケル》で解決する。
・エテボース(D)
HP100。逃げ1。上技は1進化としては論外。下技も2枚手札消費して120ダメでは弱すぎる。
・ヒメグマ(C)
HP60。逃げ1。技はごく平凡なバニラ技。可もなく不可もなくとはまさにこのこと。
・リングマ(C)
HP140。逃げ3。1進化としては比較的高いHPが魅力的。下技は面倒な効果を持っているが4エネは若干重い。
・ワシボン(C)
HP60。逃げ1。こちらも特に言うことはない。
・ウォーグル(D)
HP130。逃げ1。下技のコストが重く、威力も不十分でまず使われることはなさそう。
・エレキテル(C)
HP60。逃げ1。ノーマルタイプとして収録されたが雷と弱点が被るので特に意味はない。上技が妨害性能を持っている。
・エレザード(D)
HP100。逃げ1。追加効果の条件が完全な相手依存では厳しい。世のなさの全てが雷デッキになったら使われるかもしれない(は?)
トレーナーズ
・タッグコール(S)
今弾のぶっ壊れ枠。書いてあることが全部強い。《ハンサムホイッスル》や《ぼうけんのカバン》と異なり、対象がポケモンとサポートどちらにも広がっていることが非常に強力。【サナニンフムウマージ】や【メルメタル&ルカリオ単】では《マオ&スイレン》と組み合わせた耐久も容易にできるようになった。
・しまめぐりのあかし(B)
GXポケモンのHPを100下げる代わりに取られるサイド数をズラす事ができる。《カプテテフGX》や《デデンネGX》を取られるリスクを減らすことができるがこれを入れるならデッキを回すパーツを増やした方が良い気もする。そもそもGXポケモンの高い耐久は相手への要求値の引き上げに繋がっている側面もありイマイチ強い使い方が思い浮かばない。余談だが《ゲノセクトGX》に2枚付ければノータイムでサイドを2枚取られることができる。だからどうしたという話だが。
・グズマ&ハラ(A)
師弟タッグ。サーチ手段が少ないスタジアムと特殊エネルギーに同時アクセスできる貴重なカード。《ウルトラスペース》+《ビーストエネルギー◇》の形でサーチすればこれ1枚でUBが起動できるので【ジラーチサンダーUB】とは特に相性が良さそう。
・シロナ&カトレア(A)
人気2キャラのタッグチーム。効果は地味だが安定感が魅力的な1枚。《アセロラ》や《ブルーの探索》を使い回す【サナニンフムウマージ】とは特に相性が良さそう。どのデッキにも安定して入れられる汎用ドローサポートとして広く活躍が見込める。
・マオ&スイレン(B)
アローラ地方島キャプテン同士のタッグチーム。効果はかなり地味だが《タッグコール》からサーチできることが強みで、《メルメタル&ルカリオ》を採用した耐久寄りのデッキで居場所がある。《アルセウス&ディアルガ&パルキア》では打点が不足しがちなので殴り合いに強くするための採用もあり。
・レッド&グリーン(B)
カントー地方初代主人公格のタッグチーム。山から進化ポケモンを呼びつつエネルギー加速ができるので展開役として優秀。もっとも相性が良いのはやはり《マニューラGX》が要となる【マニューラ悪バレット】。逆に言えば基本エネ対応の優秀な1進化GXがあまりにも少ないため有効に使えるデッキも少ない。
・混沌のうねり(A)
唯一の新規スタジアム。張り替えの際そのスタジアムごと破壊する効果を持つ。《無人発電所》が天敵となるデッキでは張り替え+次の無人破壊がこの1枚で行えるためGXの特性に依存するデッキと相性が良い。お互いに利益を与えないスタジアムという点では《フラダリラボ》と選択になるか。
再録枠(評価省略)
・プレシャスボール(TR)
待望の再録となった新時代の汎用サーチカード。ボール系TR伝統の美しいデザインなのでデッキに入れる際は是非統一したい。
・ぼうけんのカバン(TR)
『フェアリーライズ』以来久々の収録。イラストに見えるのは鉢巻とバトンなのでレシリザデッキだろうか。ミラーが存在せずURは高額なので嬉しい収録。
・ポケモン通信(TR)
『リミックスバウト』以来の収録。シールド戦のせいで供給量は飽和気味でありTRファン以外にはあまり嬉しくはないかも。
・ウツギ博士のレクチャー(TR)
なんかちょっと老けた。抱き抱えてるポケモンが変わっているので好みで選ぼう。
今回はこれで終了です。
今月はCLがあるので新弾のカードがどの程度活躍するか楽しみですね。
それではまた〜