れもんまるのポケモン日記。

第5世代で一度引退したトレーナーが第7世代でまったりレートを楽しむ予定。最近はPokémon GOやポケモンカードに浮気中。

【ポケモンカード】フルメタルウォール収録カード考察①

こんばんは。れもんまるです。

 

新弾「フルメタルウォール」の収録カードリストが今日の午前中に公開となりました。

 

強化拡張パックなので収録カードは少なめの54種類。今回も1種類ずつ考察していきます。

 

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評価はSが最上位で以下ABCDの計5段階。あくまで個人的な主観ですのでご注意を。

 

※評価基準の目安

S…堂々の当たり枠。環境上位に食い込む性能。

A…優秀カード。環境デッキへの採用も十分に検討できる。

B…標準クラス。他に競合相手がいなければ採用。

C…微妙。特定のカードとのシナジーがあれば採用を検討する。

D…残念枠。まずストレージで見かけることになるであろうカードたち。

 

 

 

◯草タイプ

 

フェローチェ&マッシブーンGX(S)

HP260、逃げ2。待望のUB対応タッグチーム。性能としてはタイプシフトしたマッシブーンGXであり、ダメカンばら撒きと3エネ190点という優秀な技を持つ。闘からタイプ変更したことで雷や悪に対する弱点はつきにくくなり「せせらぎの丘」非対応になったものの、 新たに「ネットボール」や「ライフフォレスト◇」の補助を受けられるようになった。また、3枚サイドを取られるという最大のデメリットも「ルザミーネ◇」をほぼ確実に唱えられるという強みに変えることもでき確実に環境トップメタに食い込んでくるであろう性能。「ビーストゲームGX」は追加効果無しでも充分に負担をかけられる優秀なGX技であり、「ビーストブリンガー」との相性も抜群。


キャタピー(B)

HP40、逃げ1。コイントス次第で1ターン目から進化できる優秀な特性を持つ。キャタピーはこれを含めて3種類存在するがHPの低さを鑑みてもこちらが優先されるだろう。


トランセル(B)

HP70、逃げ3。キャタピーと同様の特性を持つ。これにより25%の確率で1ターン目からバタフリーが立つことになる…がエネ加速するためだけにこれだけスロットを割くのは如何なものか。比較対象としてはHP80で「鉄壁」を使えるトランセルがある。


バタフリー(C)

HP130、逃げ1。色指定無しで3エネ加速できるが水超であればスターミーの下位互換になる。耐久も低く2進化とサイド1枚献上してまで撃ちたい技かと言われるとあまりにも微妙。


モンジャラ(C)

HP80、逃げ2。「タッグボルト」収録のキャタピーと同じ上技を持つ。あちらが意外と優秀だったので使い道はありそう。モンジャラは3種類存在するが同じく草エネ1枚で10ダメ&逃げ阻止できる「光を喰らう闇」収録のものがあるのでそちらと選択。


モジャンボ(D)

HP130、逃げ3。これまでのモジャンボの例に漏れずHP回復関係の技を持つ。1進化のアタッカーとしては明らかにパワー不足で使われることはなさそう。


カミツルギ(S)

HP70、逃げ0。おそらくRでは1番のあたり枠。上技は草版スレッジハンマーのような性能。マッシが相手のサイドに反応するのに対してこちらは自分のサイドを参照するので任意に発動させやすいのが魅力。打点も130あるのでメジャーな非GXを確定圏内に入れられるのは大きい。下技はロマンの塊だが「モルフォンゾロアーク」とは好相性。ビクティニを立てたいが枠は厳しいか。それでも不利な状況を一発で覆せる可能性があるのでロマン砲としては悪くない。逃げ0も優秀でHPの低さ以外は満点の内容。先述の「モルフォン」を始め、「グソクムシャ  」や「三色白キュレム」の逃げ0枠にも就職できそう。

 

◯水タイプ


ゼニガメ(C)

HP60、逃げ1。コイントスで麻痺の可能性を持つため技はゼニガメの中で一番優秀。逃げサポ特性持ちのHP50やHP70もあるのでデッキタイプによって吟味したい。


カメール(B)

HP70、逃げ1。HPは「タッグボルト」収録のものより20低いが特性で20軽減できるので実質変わらない。技のデメリットも次のターンには進化するので気にならない。


カメックスGX(B)

HP240、逃げ3。初代御三家からの収録。場の水エネルギーを参照して高火力を与えるメイン技を持つ。×60と強めの倍率を持つため4エネがつけばタッグチームまで見ることができるのは大きな魅力。ますますアーゴヨンが高騰しそうである。ただし技を撃った後は山にエネルギーを戻すため再利用の方法を考える必要がある。「タッグボルト」収録のカメックスとのデザイナーズコンボが頭に浮かぶが安定感を高めるためには一工夫したいところ。特性は優秀だがGX技はテンポアドバンテージを失う為2進化では厳しいか。


ヤドン(D)

HP70、逃げ2。「超爆インパクト」収録のヤドンが確定眠りを持つのでそちら優先で構わない。


・ヤドラン(B)

HP120、逃げ2。ポケカでは非常に珍しい「特殊敗北効果」を持つポケモン。下技はコイントス次第とは言え非GXでで3エネ、しかも2個玉対応で高火力が期待できるのは素晴らしい。是非ビクティニを採用した専用ファンデッキで暴れて欲しい。欲を言えばもう少しHPが欲しかった。


ナマコブシ(D)

HP70、逃げ1。種を展開できる上技を持つが似たようなポケモンは他にも多くわざわざこのカードを採用する意味合いは薄い。とくに水は「せせらぎの丘」があることから置物を作ってまで撃つ技かは疑問が残る。下技はじゃんけんに勝てば120点だがコイントスではないのでビクティニが使えないのが残念。

 

◯超タイプ


・アーボ(C)

HP70、逃げ2。コインで麻痺の可能性があるため従来のものより明らかに強い。アーボックが強くならないことにはどうしようもないが。


アーボック(C)

HP120、逃げ2。麻痺に関係した上下の技が合理的に噛み合っているため悪くはない。ビクティニを立てた専用デッキで戦わせたいがやはり耐久が不安か。


ズバット(D)

HP50、逃げ1。擬似的なハンデスができる「コレクションサン」収録のものが優秀なのでそちら優先で構わない。


ゴルバット(D)

HP80、逃げ1。「コレクションサン」収録のものは逃げ0なのでそちらを採用したい。技はどんぐりの背比べ。


クロバット(A)

HP130、逃げ0。進化時に次の相手のターンまで無敵になるという非常に優秀な特性を持つ。技も2個玉対応かつ4倍毒で実質100ダメと高性能で、毒デッキを組む価値は十分にある。


・スリープ(C)

HP70、逃げ2。確定眠りの上技を持つので悪くない。


・スリーパー(D)

HP110、逃げ2。面白い特性を持つがせっかく呼び出してもターンが相手に渡る為「グズマ」などで簡単に解決されてしまうのが難点。1進化としては耐久も技も物足りない。

 

例の如く長くなってしまったので残りのポケモンは次回に解説します

それではまた〜